黒井藤野新田線の一部開通を祝い、福吉橋を渡り初めする地元住民ら=上越市
黒井藤野新田線の一部開通を祝い、福吉橋を渡り初めする地元住民ら=上越市

 新潟県上越市の直江津港と北陸道上越インターチェンジ(IC)を結ぶ都市計画道路「黒井藤野新田線」の建設区間のうち、保倉川を渡る約900メートルの区間が開通した。直江津港と国道253号が直結し、国道8号の渋滞緩和も期待される。地元住民約40人が新たに建設された「福吉橋(ふくよしはし)」の渡り初めをして部分開通を祝った。

 黒井藤野新田線は直江津港から国道8号、県営南部産業団地、国道253号を横断し、上越ICに近い国道18号に至る全長5・3キロの道路。新潟県と上越市が整備を進めている。

 今回開通した福橋-頸城区西福島・下吉間は県が約57億円をかけて整備。全区間のうち利用できる区間は約3キロとなった。...

残り172文字(全文:472文字)