
雪を掘り進み、畑に眠るニンジンを次々と収穫する参加者=3月24日、津南町赤沢
新潟県津南町特産の「雪下にんじん」掘り競争が3月24日、津南町赤沢の畑で開かれた。参加者は協力しながら約1メートルの積雪をかき分け、畑に眠る旬の味覚を探し当てた。
津南雪下にんじん協議会や地元のNPO法人Tapなどでつくる実行委員会が主催し、今年で3回目。12年前から地元の中学校のグラウンドで「豪雪地面出し競争」として行われてきたイベントが、雪下にんじんのPRもかねて開催されるようになった。
1チーム6人までのチーム戦で行われ、タイからの観光客チームをはじめ新潟県内外から25チーム約140人が参加。開始と同時に広大な雪原をスコップやスノーダンプで一斉に掘り始めた。「とにかく掘れ、掘れ!」「こ...
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