今季初出場を視野に、磐田戦に向けて調整するDF長谷川巧(中央)=聖籠町
今季初出場を視野に、磐田戦に向けて調整するDF長谷川巧(中央)=聖籠町

 J1アルビレックス新潟は第6節の4月3日午後7時から、ヤマハスタジアムで磐田と対戦する。中3日で続く3連戦の2戦目。チームの総合力で乗り越え、白星をつかみたい。

 新潟は、直近は2試合連続の引き分け。勝ち切れていない要因について、松橋力蔵監督は「先制点を取られていること」と言及する。開幕から5試合中4試合が先制を許しているだけに、今節こそは先に点を取って試合を優位に運びたい。

 磐田は今季、2年ぶりにJ1へ復帰。現在J1最多5得点を挙げているFWジャーメイン良ら、前線は強力だ。リーグ公認の競技データ「J STATs」によると、磐田はシュートに直結するラストパスの4割がクロス。サイドから質の高いボールが供給されているだけに、MF宮本英治は「プレッシャーをかけ、まずはいいボールを上げさせない」と気を引き締める。

 今節のメンバー選考には連戦を「多少は考慮している」と指揮官。ここまで出番のなかった選手の起用も示唆する。宮本は「ここで勝ち点を積んで、チームの一体感が増すような戦いをしたい」と力を込めた。

◆「早く試合したい」出遅れ挽回期すDF長谷川巧、得点とアシスト数にこだわり...

残り68文字(全文:1078文字)