
能登半島地震の影響で新潟テルサで行われた坂井輪中の入学式=4月4日、新潟市中央区鐘木
能登半島地震で大きな被害が出た坂井輪中学校(新潟市西区)の入学式が4月4日、新潟市中央区の新潟テルサで行われた。本来の学び舎(や)での式とはならなかったが、255人の新入生は家族が見守る中、先生から一人一人名前を呼ばれると元気に返事をしていた。
坂井輪中は地震で校舎や体育館が被害を受け、南校舎は解体が決まった。2024年度は新1年生が近くの新通小学校で、2、3年生は応急修繕した坂井輪中の北校舎で、分散して授業を受ける。
式では平山智康校長が「2、3年生と1年生の学び舎が異なるなど負担をかけるが、笑顔とあいさつを忘れずに学校生活を充実させてほしい」とあいさつした。
新入生代表の女子生徒(12)...
残り201文字(全文:501文字)