
大きな亀裂が入った南校舎の床=新潟市西区寺尾上3の坂井輪中
新潟市議会2月定例会の文教経済委員会が3月13日に開かれ、市教育委員会の池田浩教育次長が、能登半島地震で被害を受けた坂井輪中学校(西区)について、「2024年度も仮設校舎ができるまでは、2カ所に分かれての授業が続く」と説明。移動などでの負担軽減のため、4月から教員を増員する方針を明らかにした。
坂井輪中は校舎が傾くなどして使えず、現在は2年生は近隣の新通小(西区)、1年生はスクールバスでゆいぽーと(中央区)に通い、授業を受けている。
4月からも、新1年生が新通小、新2、3年生が応急修繕をした坂井輪中と、2カ所に分かれての授業が続く予定。新潟市教委は仮設校舎を24年度中に建設し、25年度は全生...
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