3月に一ノ木戸商店街の駐車場を会場に開かれた「まるまるまるしぇ」。飲食や雑貨販売の出店があり、若者や家族連れらが訪れた=三条市仲之町
3月に一ノ木戸商店街の駐車場を会場に開かれた「まるまるまるしぇ」。飲食や雑貨販売の出店があり、若者や家族連れらが訪れた=三条市仲之町

 新潟県三条市のまちなかで、飲食や雑貨販売の店を集めたイベント「まるまるまるしぇ」が、昨秋から随時開催されている。市民の身近な休日の訪問先として、にぎわいを生み出しつつ、催しへの出店経験が浅い事業者の受け皿ともなっている。

 イベントは、中心市街地拠点施設を運営する会社「TREE」(仲之町)に関わりのある岡崎楓(かえで)さん(29)と菅野加奈さん(27)が企画。岡崎さんは「若者がさらに暮らしやすいまちになるよう、休日に気軽に立ち寄れる場を増やしたかった」と説明する。

 市のまちなかオープンカフェ事業の一環として開催。昨年10月の初回は、図書館等複合施設「まちやま」(元町)で開催。2回目は3月中旬、...

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