「広報かも お知らせ版」の最終号(右)。今後は「広報かも」(左)に一本化し、アプリなどを活用した情報配信も強化する
「広報かも お知らせ版」の最終号(右)。今後は「広報かも」(左)に一本化し、アプリなどを活用した情報配信も強化する

 新潟県加茂市は5月から、月2回発行してきた広報誌「広報かも」を、15日付に一本化する。毎月1日付で、主に市内の催しを掲載してきた「お知らせ版」は4月分の第995号を最後に終了。世帯配布を担う自治会の負担を減らすのが主な理由で、今後はアプリなどを活用した情報発信を強化する。

 「お知らせ版」はA4判単色刷りで主に4〜10ページ。1978年に第1号を発行し、2019年8月まで、15日付の「広報かも」とは別に、1月を除き月2回発行していた。

 紙媒体が減る分、加茂市はスマートフォンの通信アプリLINE(ライン)や市政情報配信アプリ「かも防災・行政ナビ」へのリアルタイムの情報配信を強化。スマホのない高齢...

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