
サポーターと共に開幕戦勝利を喜ぶFC越後妻有の選手たち=4月13日、金沢市
北信越女子サッカーリーグが4月13日に開幕した。新潟県十日町市を拠点とするFC越後妻有(つまり)は、金沢市で北陸大学フィオリーレと対戦し、4-2で勝利。開幕戦を白星で飾った。FC越後妻有は、地元で農業などに従事しながら競技を行う選手を中心に戦う。結成10年目の今季は、地域の温かい声援を背に、優勝を目指す。
越後妻有は、十日町市と津南町で開催する「大地の芸術祭」のプロジェクトの一環として、NPO法人越後妻有里山協働機構(十日町市)が2015年に発足させた。中心となる選手は農業や棚田の保全活動、芸術祭の運営をしながら、練習を積む。練習や試合だけ参加する選手も加えて戦っている。
22年は2部リーグ...
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