
壮行会で学生から花束を受け取る水沼尚輝(左)=新潟市北区
パリ五輪出場を決めた競泳男子100メートルバタフライの水沼尚輝(新潟医療福祉大職員)の壮行会と記者会見が4月17日、新潟医療福祉大で開かれた。水沼は東京五輪で果たせなかった個人での決勝進出を目標に挙げ、「新しい泳ぎの完成度を高めることが日本記録、決勝につながる。不可能を可能にさせる」と決意を述べた。
水沼は新フォームで臨んだ3月の代表選考会決勝で派遣標準を突破する51秒23で2位に入り、2大会連続の五輪切符を獲得した。
壮行会では約200人の学生や教員から祝福され、花束や激励金を受け取った。
記者会見で水沼は新フォームの完成度は「5割程度」と説明。持ち味の後半に伸びしろ感じており、「息継ぎの...
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