
「海岸道路」で行われた荒浜町内会による砂の除去作業=柏崎市荒浜
新潟県柏崎市の海岸沿いに広がる荒浜町内会は、町内の「海岸道路」と呼ばれる市道で、冬期間に強風の影響で堆積した飛砂の除去作業を行った。身近な道路の美化を図る春の恒例行事で、住民ら300人以上がスコップを手に汗を流した。
海岸道路は、東京電力柏崎刈羽原発の近くにあり、国道352号に並行して日本海側を走る。荒浜漁港にも通じており、全長は1キロ余りで住民の散歩コースにもなっている。荒浜町内会長の小野敏夫さん(79)によると、飛砂の除去作業は20年ほど前に始めたという。
除去作業は4月7日午前8時から始めた。住民は防砂フェンス下や歩道にたまった砂をスコップで車道にかき出し、重機で回収しやすいようにした...
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