ホタルの幼虫を放流する愛好会メンバーら=4月16日、新潟市南区味方
ホタルの幼虫を放流する愛好会メンバーら=4月16日、新潟市南区味方

 新潟市南区味方の国重要文化財「旧笹川家住宅」(笹川邸)をホタルの生息する場所にしようと、地元の「味方ほたる愛好会」メンバーらが4月16日、敷地内の小川にホタルの幼虫を放流した。愛好会は、初夏にホタルが舞う自然豊かな地域になることを期待していた。

 愛好会は、1年をかけて幼虫を飼育。ホタルがすみやすい環境をつくるための活動を行っており、2023年は約1300匹を放している。

 2024年は、ゲンジボタルとヘイケボタル合わせて約1000匹を準備。餌となる巻き貝「カワニナ」とともに、敷地内の小川に放流した。

 母親と訪れ、放流した新潟市中央区の男児(3)は「(幼虫は)かわいかった。飛んでいるところを見た...

残り133文字(全文:433文字)