
新潟県と県警の看板を背負って全日本選手権に挑む丸山晃志さん(左)と星野太駆さん=新潟市東区
体重無差別で日本一を決める全日本柔道選手権に、新潟県警の警察官2人が挑む。新潟東署の巡査、丸山晃志(こうし)さん(24)は初出場で、機動隊の巡査長、星野太駆(たく)さん(25)は雪辱を誓う2度目の出場だ。北信越地区から出場できる2枠を県勢が独占するのは初めてで、大会は4月29日に東京・日本武道館で行われる。新潟県、県警の看板を背負う2人は切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲で「持てる力を出し切る」と闘志を燃やしている。
丸山さんは見附市出身。保育園のころ、柔道をするいとこに憧れて始めた。小学5年で新潟市南区の白根柔道連盟鳳雛(ほうすう)塾に入門。そこで燕市出身の星野さんと出会い、共に稽古に励ん...
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