
満開のハナモモを観察する鯨波小と米山小の児童ら=柏崎市谷根
新潟県柏崎市の鯨波小と米山小の児童計39人が、谷根(たんね)地区で見頃を迎えたハナモモ畑を見学した。両校は、2026年4月に剣野小へ統合することが、今年1月に決まっており、統合決定後、両校が合同授業を行うのは初めて。児童らは地域にハナモモが根付くまでの歴史を学んだり、畑を散策したりして親睦を深めた。
ハナモモ畑の見学は、鯨波小が毎年実施している地域学習の一環として企画。両校の校長が、統合前の交流の場にしようと発案し、全校での合同授業として行うことにした。
欠席1名を除いた児童が参加。3〜6年生は見学と合わせ、谷根地区で25年にわたって植樹を続けている池田壽一さん(85)から、谷根がハナモモの...
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