新潟県運転免許センター(聖籠町)は4月24日、センターの佐渡支所で、個人情報が含まれる運転免許の照会履歴文書の誤廃棄があったと発表した。正確な数は不明だが、2千人分以上の文書が誤廃棄された可能性があるとしている。個人情報の流出はなく、業務への支障もないという。

 誤廃棄されたのは2022年1月1日から23年2月25日までの間に、佐渡支所で運転免許の更新手続きに関連し、利用者の氏名や生年月日などを照会した履歴を印刷した文書。職員の不正照会を防ぐために印刷し、佐渡支所内にひもで束ねて保管していた。

 4月18日に行政文書の確認作業をしていた際に、文書がないことから誤廃棄が分かった。23年10月中旬に...

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