
絵本「只見線ものがたり」を完成させた小野川三四さん=南魚沼市六日町
JR只見線の歴史を知ってもらおうと、新潟県魚沼市守門地域出身の小野川三四(さんし)さん(76)=長野県諏訪市=がオリジナルの絵本「只見線ものがたり」を完成させた。小野川さんが趣味で作った紙芝居を基にできた絵本で、福島県只見町が町の予算で作成した。小野川さんは「只見線の役割を記した絵本を読んで、列車に乗ってもらえたらうれしい」と話している。
小野川さんは中学校卒業後、東京で就職した。20歳を過ぎたころに妻の出身地である諏訪市へ移住。退職後に始めたスケッチや絵手紙がきっかけで、紙芝居を手がけるようになった。
2021年の只見線全線開通50年を記念して、只見線を題材にした紙芝居を初めて作った。この...
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