
W杯で奮闘する田中友理恵=2月、イタリア(本人提供)
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で採用される新競技「スキーモ」に、新潟県出身の2選手が挑んでいる。バイアスロンで五輪2大会に出場した田中友理恵(アスクゲート・南魚沼市出身)と、遠藤健太(新潟市北区出身)は今季、4月中旬までワールドカップ(W杯)の全7戦に出場。五輪の選考が始まる来季は「アジア1位を目指す」と燃える。
スキーモは雪山の斜面を登り、下りはアルペンスキーのように滑降し、着順を競う。五輪は男女各18人の出場枠があり、3〜5分ほどのコースで争う「スプリント」と、男女1人ずつのチーム戦「混合リレー」を行う。
田中は北京冬季五輪後、バイアスロンから転向して2季を戦った。今...
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