厚生労働省は5月17日、職場でのハラスメントに関する実態調査を公表した。顧客らが従業員に迷惑行為をする「カスタマーハラスメント顧客や取引先による従業員への暴言、過剰な要求といった迷惑行為。精神疾患を発症したり退職に追い込まれたりする人が相次ぎ社会問題化している。被害を防止するため、従業員の相談に対応する仕組みづくりを企業に義務付ける必要があるかどうか、厚生労働省が検討を進めている。パワハラに関しては2019年の関連法改正で相談体制の整備を企業に義務付けた。」(カスハラ)は27・9%の企業が過去3年間に従業員から相談を...

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