
大勢のサポーターが声援を送るスタンド=デンカビッグスワン
Jリーグは5月21日、3月決算の2クラブ(柏、湘南)を除くJ1とJ2、J3の58クラブの2023年度経営状況を開示し、全体の売上高は22年度比11%増で過去最高の1445億円だった。新潟など43クラブが増収で、新型コロナウイルス感染拡大前を上回る水準となった。
昨季J1復帰初年だった新潟は、4億6000万円の黒字となり、5期連続で純利益を確保した。売上高は36億5900万円と、22年度と比べて11億2000万円増加した。
J1復帰効果で、リーグ戦のホーム平均入場者数が2万3113人と大幅に増え、入場料収入や物販収入が増加。スポンサー収入も増えた。
一方、チーム人件費は8億8900万円。J2時...
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