三条市下田地区産のブルーベリーを使い、アグリコア越後ワイナリーが醸造したワイン=南魚沼市浦佐
三条市下田地区産のブルーベリーを使い、アグリコア越後ワイナリーが醸造したワイン=南魚沼市浦佐

 アグリコア越後ワイナリー(新潟県南魚沼市浦佐)は、県内の三条市下田地区産ブルーベリーを使ったワインの出荷を、2024年も数量限定で開始した。醸造7年目で、これまでは三条市内で販売されてきたが、生産技術の確立により本数を増やし、今回から中下越を中心にエリアを広げて流通させる。

 ブルーベリーは、三条市下田地区にある「ミサトファーム」の農園で23年夏に収穫した約850キロを使用。750ミリリットル入りボトルで600本分のワインを生産し、中下越の道の駅や食品スーパー、酒販店向けに出荷した。5月15日に発売したが、引き合いが強く、一部では先行販売も行われた。

 アグリコア執行役員の遠藤敦大(あつひろ)さ...

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