
県内初導入される手術ロボットの実演をする新潟万代病院の宮坂大院長=6月1日、新潟市中央区八千代2
膝の関節などを人工関節に置き換える手術を支援する新潟県内初の手術ロボット「Makoシステム」が7月、新潟市中央区の新潟万代病院に導入される。導入を前に6月1日、新潟万代病院で整形外科医らを対象に見学会が開かれ、新システムによる手術の利点を確認した。
導入されるロボットは、膝関節や股関節を人工関節に置き換える手術の際、傷んだ骨を削るために使う。医師がロボットのアームを操作して手術を行うが、治療計画にない部位にさしかかると止まる仕組みで、安全で正確な手術が可能となる。全国約90施設に導入されている。
見学会では、宮坂大(だい)院長(53)が模擬の骨を使って実演した。削る部分が示されるモニター画面...
残り246文字(全文:546文字)