
新発田市役所
新潟県新発田市の二階堂馨市長は、6月3日の市議会6月定例会初日の本会議で、性的少数者のカップルを自治体として認める「パートナーシップ制度」を7月1日から導入すると明らかにした。パートナーシップ関係にある人の親族を「家族」として証明する「ファミリーシップ制度」も併せて実施する。
二階堂市長は「互いを認め合う多様性社会の構築を進めていきたい」と述べた。
市人権啓発課によると、パートナーシップ制度の導入は県内市町村で6例目。両制度の導入により、住民票に「縁故者」として表記できるようになるほか、「同居親族がいること」などの条件がある公営住宅への入居申し込みもできる。
双方が18歳以上で、婚姻しておら...
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