
新和メッキ工業が手がけるチタン製のトロフィー。文字やカラーを自在にデザインできる
メッキ加工業の新和メッキ工業(新潟県上越市土橋)が、チタンを使ったトロフィーの受注拡大に力を入れている。新型コロナウイルス禍が落ち着き、大会やイベントなどが再び盛んになっていることを追い風に、独自性のある色合いやデザインを施した製品をPR。今後3年間で売上高を4倍にする計画を立てている。
新和メッキ工業は農機や建機などのメッキ処理を本業としてきた。自社製品を作ることで新たな収益の柱に育てようと、2021年に日本製鉄(東京)が上越市内で製造しているチタンを使った自社ブランド「iroiro(イロイロ)」を創設。水溶液に漬けたチタン板に電気を流して発色させる方法を用い、カラフルな弁当箱や定規などの...
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