
選挙戦が確実となった市長選で、市民は熱い論戦を期待している=6月12日、アオーレ長岡
任期満了に伴う新潟県の長岡市長選挙(9月29日告示、10月6日投開票)は、現職の磯田達伸氏(72)が6月11日に3選出馬を表明した。すでに、新人で元キャリア官僚の高橋宏幸氏(55)が名乗りを上げており、選挙戦になることが確実になった。市民からは12日、地域活性化や子育て支援、産業振興などについての論戦に期待する声が上がった。
「長岡市長は大局を見据えた人がならなくてはいけない。主張を戦わせるのは健全なことだ」。栃尾観光協会会長の北村公さん(69)は選挙戦を歓迎する。平成の大合併で10市町村が加わった長岡市は、2025年4月に、最初の5町村編入から20年を迎える。北村さんは、地域づくりを図るN...
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