新潟・県央地域の市町村長や市町村議長でつくる「県央基幹病院設置に係る道路等環境整備促進期成同盟会」(会長・滝沢亮三条市長)は、国や県への要望項目に、燕市の国道289号の拡幅など渋滞対策を追加することを決めた。沿道に商業施設が相次いで進出し、渋滞により救急車の走行に影響が出る懸念を受けた。

 同盟会は救急医療の中核を担う基幹病院の設置を見据えて2015年に設立。2024年3月の済生会新潟県央基幹病院(三条市上須頃)の開院後も、各地域からのアクセス道路整備などの要望を続けている。

 三条市横町2の料亭「餞心亭(せんしんてい)おゝ乃」で5月下旬に総会を開き、24年度の要望内容などを議論。燕市の鈴木力市...

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