甲冑姿で街を行進した栃尾謙信公祭の武者行列=24日、長岡市谷内1
甲冑姿で街を行進した栃尾謙信公祭の武者行列=24日、長岡市谷内1

 戦国武将上杉謙信が旗揚げした地である長岡市栃尾地域で24日、「栃尾謙信公祭」が開かれた。甲冑(かっちゅう)を身にまとった武者行列が「えいえいおー」と勝ちどきを響かせて街を行進し、若き日の謙信をしのんだ。

 謙信は、長尾景虎を名乗っていた14歳の時に栃尾城に入り、青年期を過ごした。栃尾謙信公祭は、地元住民でつくる栃尾謙信公奉賛会が主催し、58回目。武者行列には県内外から約60人が参加した。

 長岡大手高校3年の栁澤七海さん(18)が女性で初めて景虎役を務め、勇ましい足取りで先導した。「歴史ある祭りで景虎役ができて光栄。緊張したが、周りの人のおかげで楽しめた」と笑顔を見せた。

 出陣式や凱旋(がいせん...

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