
新潟県柏崎市のまちなかに露店が連なる初夏の風物詩「えんま市」が6月14日、始まった。金、土、日曜の週末に重なった2024年は多くの人出が見込まれ、424店が出店。初日から家族連れや若者らでにぎわった。
えんま市は、200年以上の歴史があり、村上市の村上大祭、新潟市の蒲原まつりとともに「新潟三大高市(たかまち)」の一つとされる。2023年は3日間で過去最多の29万6702人が来場した。
初日は日が暮れると、学校帰りの生徒や浴衣姿の子どもたちが続々と訪れ、露店巡りを楽しんだ。友人と訪れた柏崎市の高校2年生(17)は「いつもより人も店も多い。屋...
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