
長岡市役所が入るアオーレ長岡
新潟県長岡市の磯田達伸市長は6月12日、災害に関する情報を収集し、発信する新たな防災システムの導入を検討していると明らかにした。現在は情報の取りまとめや発信を手作業で行う場合があり、省力化や迅速化が課題となっていた。2026年度の導入を目指し、先進地の研究などを進める。
6月12日に行われた長岡市議会6月定例会の一般質問で、松野憲一郎氏(長岡令和クラブ)に答えた。磯田氏は「情報の集約から情報発信までを一連に行うシステムの導入は、有効な手段だ。導入について検討していく」と話した。
長岡市によると災害時は、職員のパトロールや市民からの情報提供などでつかんだ被害状況を、職員の専用チャットなどで共有...
残り172文字(全文:472文字)