
新潟県への要望書を手渡す全国パーキンソン病友の会県支部の石井和男会長ら=6月21日、県庁
全国パーキンソン病友の会新潟県支部(石井和男会長)のメンバーが6月21日、県庁を訪れ、病気の理解促進や患者のリハビリ環境の整備などを県に要望した。
パーキンソン病は、体のこわばりや手足の震えが起こる疾患。友の会県支部によると、県内には公費による医療費助成の対象者が約2500人いる。実際の患者はさらに多いとみられ、高齢化に伴い今後の増加が見込まれる。
要望では「オンとオフの状態がある」「緊張すると話せなくなる」などの症状を自治体の担当職員が理解しておくことや、患者が安心してリハビリできる施設の環境整備を求めた。能登半島地震を踏まえ、災害時の避難所に、寝る際の患者の負担が床よりも少ない段ボールベ...
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