
身近な森林の植生や管理について学ぶ生徒=6月24日、佐渡市の真野公園周辺
地域の緑化活動に取り組む「佐渡地区緑の少年団」の交流集会が6月24日、新潟県佐渡市真野の真野公園周辺で開かれた。佐渡島内九つの中学校の代表生徒約60人が、フィールドワークなどを通じて佐渡の自然の豊かさを実感した。
佐渡市教育委員会や佐渡地域振興局などでつくる実行委員会主催。交流集会は年に1回行っており、今年は「佐渡の森林の多様性を学ぶ」をメインテーマに、植生に関することや木材の利活用など、探求したい内容に応じてグループに分かれて活動した。
人工林の手入れについて学んだグループは、余計な枝を切り落とし、日光が森林内に届くようにするために行う「枝打ち」作業を体験。県職員らに細長いのこぎりの使い方...
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