
水不足で作付けできなかった田んぼで生産者(手前)から話を聞く上越市議たち=上越市牧区
新潟県上越市議会の農政建設常任委員会が、水不足や高温の影響を受けている上越市牧区、浦川原区、安塚区、大島区の天水田などを視察した。生産者からも栽培状況などを聞き取り、必要な施策の検討材料とする。
上越市によると、上越市内では少雪や春以降の気温上昇などにより、約15ヘクタール(5月末現在)で田植えができなかったり苗の成長が遅かったりする影響が出ている。上越市はポンプの購入費などを補助する事業を6月に始めたが、農政建設常任委は、さらなる対策が必要か検討するため現地を6月26日に視察した。
委員以外の上越市議も含め、16人が参加。牧区の天水田では土が乾ききっている状況を確認し、生産者から「今年は雪...
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