
県内の消防士が訓練の成果を競った県消防救助技術大会=新潟市中央区鐘木
新潟県内の消防士が災害時の救助技術を競う県消防救助技術大会が、新潟市中央区鐘木の市消防局で開かれた。県内の18消防本部から約250人が出場し、雨が降る中、日頃の訓練で培った迅速で確実な救助手順を披露した。
県消防長会が主催し、40回目。7月3日に行われた。15メートルのはしごを登る速さを競う「はしご登はん」など8種目が行われ、タイムや動きの正確さで順位を決めた。5人一組で行う「障害突破」では、高さ約3メートルの壁を協力して越えるなど、息の合った動きで次々と課題をクリアしていた。
水平に張ったロープを往復する種目で1位に輝いた佐渡市消防本部の池野瑛智(あきとし)さん(26)は「大きなミスなく、...
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