未承認の医薬品を効能や効果があると広告した上、製造や販売したとして、新潟署と県警生活保安課は7月17日、医薬品医療機器法違反(未承認医薬品の広告禁止など)の疑いで、埼玉県三郷市の養鶏業の女(47)と茨城県牛久市、自称コンサルタント業の男(42)の両容疑者を逮捕した。

 両容疑者の逮捕容疑は、共謀して2023年10月中旬、女が経営する養鶏、サプリメント販売業「奈良ファーム」(茨城県)のホームページに、厚生労働相の承認を受けていない製品「卵黄炭」を「細胞組織の再生や免疫力の活性化などの効果があり、がんの予防に期待が持てる」などと医薬品に相当する効能や効果をうたって広告した疑い。

 また、「滋養強壮、...

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