7月20日の新潟県を対象とする熱中症警戒アラートを、気象庁などが19日、発表した。新潟県が対象になったのは2024年初めて。こまめな水分補給や、室内ではエアコンを活用するなどの予防策を呼びかけている。

 20日の予想最高気温は上越市(高田)で33度、新潟市中央区で32度、長岡市で31度、佐渡市(相川)で29度。

 新潟県内の19日の最高気温は糸魚川市で35・2度、魚沼市(小出)で34・8度、三条市で34・4度、新潟市(秋葉区)で34・3度など、多くの観測地点で30度を超える真夏日となった。

 新潟日報社のまとめでは7月19日午後5時現在、熱中症の疑いで搬送されたのは12人。このうち短期の入院が必要な中等症は4人だった。

 熱中症警戒アラートは気温、湿度などから算出する「暑さ指数」を基に熱中症の危険性が高まった場合に出される。新潟県内では、2023年は7月11日以降、計42日発表された。24年は8日遅い初アラートとなった。

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