
松本剛明総務相への要望後、取材に応じる地域医療連携推進協議会会長の米田徹糸魚川市長(中央)ら=7月23日、東京・霞が関
新潟県内で11病院を運営するJA県厚生連(新潟市中央区)が2025年度には資本金が枯渇し、債務超過に陥る恐れがあると公表したことを受け、県厚生連病院が地域医療の中核を担う「地域医療連携推進協議会」の県内全6市長と県厚生連の塚田芳久代表理事理事長らは23日、総務省で松本剛明総務相と面会し、緊急的な財政支援を求めた。
冒頭を除き非公開の面会には、協議会を構成する糸魚川、佐渡、小千谷、柏崎、村上、妙高の6市長らが出席。要望書では「(県厚生連病院の)経営破綻と地域医療の崩壊を招く危機的な状況」と指摘し、金融支援と持続可能な地域医療体制の構築などを要望した。
面会後、取材に応じた協議会会長の米田徹糸魚...
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