パラトライアスロンのアジア選手権での優勝を報告する永田務さん(右)=村上市役所
パラトライアスロンのアジア選手権での優勝を報告する永田務さん(右)=村上市役所

 パラリンピック東京大会マラソン銅メダリストで、パラトライアスロンに転向した新潟県村上市出身の永田務さん(40)=県トライアスロン連合=が、6月にフィリピンで開催されたアジア選手権の運動機能障害PTS5で優勝した。村上市役所を訪れて高橋邦芳市長に優勝報告し、2028年のロサンゼルス大会を目指す意気込みを語った。

 永田さんは村上市の瀬波温泉出身。東京大会で銅メダルを獲得した種目、男子マラソン・上肢障害T46がパリ大会での除外が決まったため、2023年3月にトライアスロンに種目を変更した。

 アジア選手権は永田さんの初戦だった。出場したPTS5は運動機能障害で比較的障害の程度が軽いクラス。高い湿度や...

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