
選手からプレゼントされたグローブを手に、笑顔を見せる新潟産大付の井澤未友マネジャー=8月12日、大阪府枚方市
全国高校野球選手権大会で初出場した新潟産大付属高校は、8月14日の2回戦で惜しくも敗れたが、自然体のプレーで観客を沸かせてくれた。明るい雰囲気の中心には、3年生のマネジャー井澤未友さん(18)の存在が常にあった。甲子園では、選手からもらったグローブをお守りに、記録員として入ったベンチで勝利を祈り続けた。選手と共に高校生活を野球にささげ、選手たちのはつらつとしたプレーの原動力になった。(柏崎総局・中内風花)
「甲子園に連れてきてくれて、本当に最高のチームです」。14日の試合後、涙をこらえ、笑顔で語った。
新潟県刈羽村出身。自身も中学までは選手だった。父が学童チームの監督だった影響で、刈羽小1年...
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