
新潟県柏崎刈羽地域の基幹病院「柏崎総合医療センター」(柏崎市北半田2)に2024年度、過去10年で最多となる7人の臨床研修医が着任し、経験を積んでいる。医療センターでは21年度まで5年連続で研修医の着任が0人だったが、ここ3年は複数人となった。医師不足が深刻化する中、研修医への支援制度の整備を進めてきた柏崎市やセンターは、継続して研修医を確保し、将来の医師確保につなげようと意気込んでいる。
着任したのは、2024年度研修1年目の6人と、研修2年目で1年目は県外病院で研修を受けた1人を含む計7人。研修医は柏崎市が設ける留学支援のほか、県が整備する大学教授などからオンラインで講義を受けられる「イ...
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