
県厚生連病院への財政支援などを花角英世知事(左)に要望した県内6市長ら=8月23日、県庁
JA新潟県厚生連の病院が地域医療の中核を担う県内6市(糸魚川、佐渡、小千谷、柏崎、村上、妙高)でつくる「地域医療連携推進協議会」の市長らが8月23日、県庁で花角英世知事と面会し、県による緊急の財政措置などを要望した。県厚生連は改革を進めなければ2025年度にも運転資金が枯渇する経営危機を7月に公表しており、市長らは地域医療の存続へ協力を求めた。
協議会は県厚生連の経営危機の公表後、財政支援を求めて国にも要望を行うなど、危機感を強めている。
要望書では「現状を打開するため緊急的な財政支援が必要だ」とし、立地自治体が受ける国の交付税措置と同等の財政措置や、無利子の融資など資金援助を行うよう県に求...
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