
新潟地方気象台は8月31日、台風10号に関する気象情報を発表した。台風は9月1日以降に熱帯低気圧に変わる見込みだが、新潟県内では暖かく湿った空気の影響を受けるため、2日は激しい雨が降る所がある見込み。雨雲が予想より発達したり停滞したりした場合は警報級の大雨となる可能性がある。
9月1日午後6時から2日午後6時までに予想される24時間降水量は県内全域でいずれも多いところで80ミリ。気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水への注意を呼びかけている。
◆熱帯低気圧でも安心禁物
台風10号は9月2日にも熱帯低気圧に変わる予報だが、大雨をもたらす水蒸気を蓄えている状態は変わらない。暖かく湿った空気の流れ込みも続き、警戒が必要だ。...
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