
岩の原葡萄園で本格的に始まったブドウの収穫作業=9月3日、上越市北方
新潟県上越市北方のワイナリー「岩の原葡萄(ぶどう)園」で9月3日、ワイン用ブドウの収穫が本格的に始まった。陽光を浴びて赤みを帯びた黄緑色の房がたわわに実り、社員ら約20人が一房ずつ丁寧に収穫した。
岩の原葡萄園はブドウ畑約6ヘクタールを所有し、創業者の川上善兵衛が生み出した「マスカット・べーリーA」など計6品種を栽培している。2024年は日中の気温の高い日が多く、昼夜間の気温差もあるなど天候に恵まれ、出来は良好という。
3日は白ワイン用の品種「レッド・ミルレンニューム」を収穫。一房300グラムほどに育ち、この品種は今秋10トンほどの収穫を見込んでいる。
栽培技師長の和田弦己(げんき)さん(3...
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