
新潟県新発田市は9月12日、これまでに市民1人が新型コロナウイルスのワクチン接種後に死亡し、健康被害に対する国の救済制度の対象となっていたことを明らかにした。性別や年齢、死亡時期などは公表していない。市議会9月定例会の一般質問で二階堂馨市長が答えた。
市によると、これまでに市民からの健康被害の申請が12件あり、5件を認定。うち1件が死亡だったという。
市はこれまで、プライバシーを理由に健康被害に関する情報を公表していなかったが、65歳以上の高齢者らを対象とした定期接種が10月に始まるのを前に、今月から市ホームページへの掲載を始める。
二階堂市長は「正確な情報を基に接種の判断をできるよう、分か...
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