
新潟県は9月20日、6月に新潟市北区の沖合で採取した海水から基準値を超える総水銀が検出されたことを受け、周辺海域や河川で追加調査した結果、総水銀は検出されなかったと発表した。
県や国が6月以降、聖籠町から新潟市中央区にかけての沖合、阿賀野川、新井郷川の計16地点で複数回の追加調査を実施した。
県は6月、新潟市の沖合などが範囲の「新潟海域」で、1978年度以来となる総水銀の検出を発表。追加調査では、いずれの地点でも環境基準値(1リットル当たり0・0005ミリグラム)を超える総水銀は検出されず、原因も特定できなかった。
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