雨の影響で、線路や枕木を支えるために敷かれた砕石が流出した現場=9月22日、村上市(JR東日本新潟支社提供)
雨の影響で、線路や枕木を支えるために敷かれた砕石が流出した現場=9月22日、村上市(JR東日本新潟支社提供)

 新潟県内は9月22日、前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、下越地方や佐渡を中心に昼前まで激しい雨が降った。新潟地方気象台によると、9月22日朝までの48時間降水量は村上市三面で304・5ミリ、村上市で277・5ミリと観測史上最大となった。JR東日本新潟支社は22日、降り続いた雨の影響で羽越線の村上-間島で線路や枕木を支えるために敷かれている砕石が流れ出たため、当面の間、村上-間島は不通となると発表した。

 JR東日本新潟支社によると、流出した現場は間島駅から南に約2キロの地点で、担当者が22日、点検中に確認した。流出の規模は不明...

残り621文字(全文:921文字)