
県民の安心安全を守ることを誓った県警察学校の初任科生=10月7日、新潟市西区
新潟市西区の新潟県警察学校で10月7日、秋採用の初任科生の入校式が行われた。秋採用の初任科生の入校は3年ぶりで、県民の安心安全を守るための第一歩を踏み出した。
入校したのは、高校や専門学校を卒業した19〜32歳の男性9人で、そのうち3人は社会人経験者。10カ月の寮生活を送りながら、刑法などの法律や捜査手法、逮捕術といった知識や技能を身につけ、現場に配属される。
式典で滝澤依子本部長は「訓練などは決して楽ではないが、自ら学び取る気持ちで、県民を守る警察官としての基礎を築いてほしい」と訓示した。
入校生を代表して宣誓した男性巡査(32)は、前職は消防職員で「困っていたときに、優しい言葉をかけてく...
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