
個性豊かな力作が並んだ市展の会場=佐渡市窪田
第21回佐渡市美術展覧会(新潟県佐渡市など主催)が10月12日、ヒルトップアリーナ佐渡(窪田)で開幕した。「道遊の割戸」を背に力強く羽ばたくトキや、宵乃舞を題材にした作品など1100点余りの力作が広い会場を彩っている。
一般と高校生以下の部には「絵画」「版画」「彫塑・工芸」「書道」「写真」の5部門、小中学生が対象のジュニアの部には「絵画」「書道」の2部門がある。審査のない園児の部も含め、2024年は市民らから1124点が寄せられた。会場には最高賞の市長賞など1108点が飾られている。
このほか会場には、特別展として「佐渡島(さど)の金山」の世界遺産登録を記念し、佐渡版画村美術館(相川米屋町)...
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