
鳥インフルエンザの陽性が確認され、北海道厚真町の養鶏場で殺処分作業を進める関係者=10月17日(共同通信社ヘリから)
北海道は10月17日、厚真町の養鶏場で死んだ鶏を遺伝子検査した結果、鳥インフルエンザA型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気。致死性が高く、冬に発生しやすい。感染が判明した農場ではまん延を防ぐため全ての鶏を殺処分する。農林水産省によると、2022年10月〜23年4月に26道県で84例を確認し、過去最多となる計約1771万羽が殺処分対象となった。この結果、冬場に需要が高まる鶏卵の価格が高騰した。農水省は、日本で人が鶏肉や鶏卵を食べて感染した例はないとしている。の陽性が確認されたと発表した。高病原性の疑いがある。今季の養鶏場での発生は全国初で、農林水産省はこれまでで最も早い時期の発生確認としている。...
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