県の関係者が開いた鳥インフルエンザの情報連絡室会議=10月22日、県庁
県の関係者が開いた鳥インフルエンザの情報連絡室会議=10月22日、県庁

 新潟県は10月22日、長岡市で21日に保護したオオタカについて、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたと発表した。環境省が遺伝子検査を行い、結果が判明するまで1週間程度かかる見込み。県は22日、担当者を集めた情報連絡室会議を開いて情報を共有した。

 県によると、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたのは、県内では今季初。高病原性かどうかは遺伝子検査の結果で分かる。

 環境省はオオタカを回収した地点の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定。県が監視を強化する。県によると、22日夕までに重点区域内にある2カ所の養鶏場で異常は確認されていない。

 県内で鳥インフルエンザの簡易検査で陽性の野鳥が確認されたことを受け、佐渡市の佐渡トキ保護センターは...

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