2024年度末の開業を目指すJR越後線の「上所駅」(新潟市中央区)で10月27日、地域住民らに向けた現場見学会が開かれた。参加者は足場が組まれたホームで、地下道と直結するエレベーターや設置が進む屋根など、今後の工事計画と進捗(しんちょく)状況の説明を受けた。
上所駅は新潟駅から約1・5キロ、白山駅から約1・6キロに位置し、ホームは線路を挟み両側に設置される。見学会はJR東日本が開き、近隣住民ら約100人が参加した。
JR東日本によると、工事は2023年8月に始まり、基礎など土台部分は完成した。ホームの屋根の設置などを進め、7、8割ほどが完了したという。今後は外壁や、線路下を行き来する既存の地...
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