
連合新潟は10月29日、1年間の活動方針を決める年次大会を新潟市中央区で開いた。物価高が続く中で持続的な賃上げに取り組むことや、組織の拡大など2025年度の活動計画を確認した。
大会冒頭のあいさつで小林俊夫会長は、物価高を考慮した実質賃金が改善されない現状を指摘し「本県の賃金水準を引き上げるため慎重な議論が必要だ。賃上げの環境整備と機運づくりを進め、加盟組合を後押ししていく」と強調した。
また、ピーク時に16万人近くいた組合員が最新の調査で約10万人まで減り、過去最低になっていると説明。「非正規労働者からの労働相談も多い。労使関係の内側に参加してもらうことで悩みを解決したい」と述べ、組織拡大...
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