ドライバーに柿を配り、施錠を呼びかけた啓発活動=佐渡市河原田本町
ドライバーに柿を配り、施錠を呼びかけた啓発活動=佐渡市河原田本町

 空き巣や車上狙いを未然に防ごうと、佐渡署は河原田本町の路上で、島の特産おけさ柿を配って啓発活動を行った。署員らは、おけさ柿とチラシをドライバーに渡し「柿食べて鍵かけて」と呼びかけた。

 全国地域安全運動の一環で今月中旬に実施。佐渡署は例年、「柿」と「鍵」の語呂合わせで、おけさ柿を配る活動を展開している。今年は、島内で警察官をかたる特殊詐欺被害が多く発生していることから、詐欺の手口などを紹介するチラシも配った。

 佐渡市内では1〜8月に侵入盗が17件、乗り物盗1件、車上狙いが2件あった。佐渡署の丸山慶太・生活安全課長は「被害者の多くが無施錠だった。偽警察官による詐欺も増えているので、電話やSNSで...

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